2021.02.09

“平塚3連戦“で波に乗りたい横浜ビー・コルセアーズ、前節復帰のマブンガをどう抑えるかがポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

横浜ビー・コルセアーズvs 富山グラウジーズ(@トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
2月10日17時35分

 横浜ビー・コルセアーズは、今節からトッケイセキュリティ平塚総合体育館での3連戦。9日に行われる水曜ナイトゲームでは、現在リーグトップの得点力を誇る富山グラウジーズを迎え撃つ。

 横浜は前節、京都ハンナリーズとの今シーズン初対戦を1勝1敗で終えた。初戦は68.6パーセントという相手の2ポイントシュート成功率に対し、40本中15本成功の37.5パーセントに留まり敗戦。森川正明が22得点をマークしたが、攻守に置いてアキ・チェンバースの欠場が響いた印象だ。それでも、第2戦は56.4パーセントまで2ポイントシュート成功率を向上させ、リバウンドでも10本上回って5点差の勝利。外国籍選手の活躍に加え、河村勇輝生原秀将もアシストで貢献した。

 一方、前節の富山は勝率で並んでいた秋田ノーザンハピネッツをホームで連破。初戦はリチャード・ソロモンジョシュア・スミスの2人だけで32本のリバウンドを奪ってインサイドを制圧。第2戦では4試合ぶりにコートに立ったジュリアン・マブンガが、13得点19リバウンド8アシストを叩き出して3点差の競り合いを制した。

 今節の注目は、インサイドを主体に得点を重ねる富山に対し、ホームの横浜がどんなディフェンスで抑えにかかるか。外国籍選手のディフェンスも重要だが、ガード陣が簡単に中へパスを入れさせないことも、相手の歯車を狂わせる1つのポイントとなるだろう。

 対する富山はマブンガの復帰が好材料。身長では横浜のポイントガード陣を上回るだけに、マブンガの司令塔起用も視野に入れアウトサイドからも主導権を握りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
河村勇輝 ※特別指定
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
キング開 ※特別指定
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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