2021.02.11

前回対戦は1勝1敗、ホームの横浜ビー・コルセアーズは立ち上がりの守備を引き締めたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

横浜ビー・コルセアーズvs島根スサノオマジック(@トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
第1戦:2月12日17時35分 第2戦:2月13日15時5分

 2月10日に“平塚シリーズ”の初戦を迎えた横浜ビー・コルセアーズ。7日にアウェーで白星をもぎ取った勢いを継続したいところだったが、富山グラウジーズの攻撃力を前に41点差の完敗となってしまった。

 試合は第1クォーターで13−29、次の10分間では8−26とされ前半でほぼ勝敗が決まる結果に。シュート確率でも大きな差が生まれ、2ポイント成功率が横浜の35.7パーセントに対し富山は64.3パーセント、3ポイントも19.0パーセントに対し46.2パーセントという数字。パトリック・アウダが意地を見せたが、ロバート・カーターが欠場になったことも響き、今シーズン2番目に低い55得点に終わった。

 横浜は今節、島根スサノオマジックとの2連戦。前回対戦ではともに接戦を演じ、星を分け合った相手だ。その島根も前節はホームで勝ちを逃した。試合は滋賀レイクスターズと終始競り合い、残り40秒時点で1点ビハインド。そこから2回シュートチャンスが訪れたものの、どちらも決めきることができず1点差でタイムアップとなった。

 中1日で迎える今節は、両軍ともにこの敗戦を引きずらないことが最も重要。引き続きホームに相手を迎え撃つ横浜は、立ち上がりのディフェンスを引き締め、ここまで平均76.4失点という強みを生かしてペースを握りたいところ。攻撃ではインサイドを軸とし、着実に得点を重ねたい。

 島根は移動を考慮すると、コンディション面では横浜より不利。阿部諒ペリン・ビュフォードらのベンチメンバーがチームを鼓舞したい。ビュフォードは滋賀戦の勝負どころでシュートを決めきれなかっただけに、この試合でくやしさを晴らせるか。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
河村勇輝 ※特別指定
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
キング開 ※特別指定
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

・島根(ヘッドコーチ代行:河合竜児)
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和

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