2021.02.12

レバンガ北海道は前回対戦のリベンジなるか、同世代ポイントガード対決にも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道vs川崎ブレイブサンダース(@北海きたえーる)
第1戦:2月13日16時5分 第2戦:2月14日14時5分

 バイウィーク前のB1第22節。北海きたえーるではレバンガ北海道川崎ブレイブサンダースが、レギュラーシーズン最後の戦いを迎える。

 2021年が明けて以降、信州ブレイブウォリアーズ横浜ビー・コルセアーズを相手に4連勝を飾った北海道。だが、それ以降は再び黒星が目立ち、今シーズンも東地区下位に沈む苦しい戦いを強いられている。

 前回、第11節で川崎と対戦した際には、第1戦は83−88と肉薄したが、続く第2戦では53−71の大差をつけられ2連敗。2戦を通じて47得点を挙げたジョーダン・テイラー、33得点のジャワッド・ウィリアムズがオフェンスを引っ張るも、周りの選手の得点が伸びず、リバウンドでも相手が上回った。

 しかし、前回対戦時は現在の得点リーダーであるニック・メイヨが出場しておらず、ホームで白星を狙う今節は得点とリバウンド両面での奮起が求められる。一方の川崎も前回から外国籍選手が入れ替わっており、現在はマティアス・カルファニジョーダン・ヒースがロスターに名を連ねている。この2人にニック・ファジーカスパブロ・アギラールを加えた強力なフロントコート陣をどう抑えるかも、北海道勝利のカギを握るだろう。

 川崎は前回やられたテイラーへの警戒を強めるのはもちろん、40分間主導権を維持するためにはベンチメンバーの働きも重要。注目はキャプテンの篠山竜青と北海道出身の大塚裕土。なかでも篠山は、2月7日のシーホース三河戦で11アシストをマークしており、橋本竜馬多嶋朝飛との同世代マッチアップでどんなプレーを披露するか必見だ。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
中村拓人 ※特別指定
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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