2021.02.24

<橋本竜馬のバスケ脳>⑥サボっている自分にサヨナラ 大学は「全国一きついチーム」へ

北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 生まれ育った福岡の高校を卒業した僕は、関東の青山学院大へ進みました。インカレでは1年と4年で優勝し、2年と3年の時も3位。試合で負けた記憶は、数えられるぐらいしかありません。実力のある先輩、後輩に恵まれ、素晴らしい4年間を送ることができました。

 進学する大学を決める時、全国で一番、練習がきついチームでやりたいと思っていました。高校時代は個性を大切にする環境の下、実はそこで少しサボっている自分もいたと感じたからです。

■「死んだように眠る」ハードな日々
 しっかり取り組むためにはどうすればよいか。そう考えた時に、大学は練習が厳しいところへ行くべきだと思うようになり、既に大学生になっていた高校時代の先輩たちに尋ねて、最も答えが多かった「青学」を志望しました。

 そして入学直前に体験入部という形で初めて練習に参加した僕は、想像以上に内容がきつくて衝撃を受けました。まずウエイトトレーニングをみっちりこなし、バスケットボールのメニューに励んだ後に、体育館を走る―。「死んだように眠る」という言葉がありますが、疲れ切っていたあのころは、毎晩がまさにそんな感じでした。

■筋肉ムキムキ!!個性派揃いの仲間たち 
 青学は1学年が5人前後と少数精鋭。先輩たちは個性豊かで面白い人がそろっていました。3年上の広瀬健太さん(現B1SR渋谷)は「こんなに筋肉がムキムキな人がいるのかな」と思うぐらい体が強く、ものすごくハードに練習をこなしていました。

 2年上の荒尾岳さん(現B1広島)はとても優しくておおらか。でも試合になるとめっぽう頼りになる先輩で、リバウンドやブロックショットなどで、いつも助けてくれました。

 そして1年上の渡邉裕規さん(現B1宇都宮)は同じポイントガードということもあり、いろいろと教えてもらいました。競技だけでなく、学校での出来事を面白おかしく話してくれて、学食で2時間近く、談笑することもしばしば。心が和むひとときでした。

■「おれについてこい」 怖がられた?キャプテン時代 
 僕は4年生ではキャプテンを務めました。その時は3年に辻直人(現B1川崎)、2年の比江島慎(現B1宇都宮)、1年には張本天傑(現B1名古屋D)、永吉佑也(現B1京都)らがいました。僕はパスを出してさえいれば、それだけで試合に勝つことができてしまうようなすごいメンバーでした。

 当時は「自分がやってやる」という気持ちがあふれていました。今よりも、とげとげしくて「俺についてこい」といった面が強く、みんな怖く感じていたのではないでしょうか(笑)。

 いつも勝つことだけを求めていた大学時代。そこで学んだ気持ちを前面に出して戦うことの重要性は、今に生きていると感じています。

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