2021.02.25

<折茂武彦のティップオフ>特別指定・山口選手の衝撃 通算成績9勝25敗の中に吉兆も 

1月24日横浜戦でシュートブロックする山口(北海道新聞写真部・小川正成撮影)
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 今季のリーグ戦全60試合のうち、34試合が終了しました。シーズン前半では、1月上旬から下旬にかけてホームゲームで4連勝するなど、良い兆しも見えましたが、結果的にここまで9勝25敗と大きく負け越しており、課題を残しました。

■ファウル数がリーグ最多に
 激しい守備で挑んだのは良かったと思います。一方でファウル数がリーグ最多に。ファウルがかさむことでフリースローを与え、いらない失点を重ねたことが惜しまれました。

2月10日の宇都宮戦で相手選手と競り合うメイヨ(北海道新聞写真部・小川正成撮影)


 リバウンド数がリーグ最少にとどまっている点も改善が必要です。相手がシュートを外した後に、リバウンドを拾って再び攻撃してくるセカンドチャンスで得点を許す場面が非常に多かった。これでは激しい守備によってシュートを失敗させても、意味がなくなってしまいます。

■圧倒的ビックマンの不在
 今季のレバンガには、リバウンドで圧倒的な存在感を発揮するビッグマンがいません。それだけに全員で取りにいく意識が求められます。

 今季加入したメイヨ選手は現在、得点ランキング1位と期待通りの活躍です。特別指定選手で、1月後半から出場している筑波大4年の山口選手には衝撃を受けました。環境に慣れるまで少し時間がかかるとみていたのですが、既に3試合で2桁得点をマークするなど、すんなりチームに溶け込みました。

■中村選手のピックはチーム随一
 もう一人の特別指定選手で大東大2年のポイントガード、中村選手もとても素晴らしい。スクリーンを使って攻めるピックアンドロールを生かすテクニックは、チームのガード陣で一番うまいと感じています。

 後半戦は、宇都宮など強豪ぞろいの東地区の上位チームとの対戦が数多く組まれています。リバウンドなどで、自分たちがやるべきことを徹底して戦ってほしいと思います。(運営会社代表)

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