2021.02.26

注目の矛盾対決! ディフェンスの宇都宮ブレックスか、それともオフェンスのシーホース三河か

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックスvsシーホース三河(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:2月27日15時5分 第2戦:2月28日15時5分

 東地区首位を堅守する宇都宮ブレックスは、現在6連勝中で地区優勝マジックを「6」としている。前節行われた京都ハンナリーズとの2連戦では、GAME1を76-71、GAME2は72-71と連日の接戦を制した。しかし、第1戦で14得点に加え8つのオフェンスリバウンドをもぎ取ったジョシュ・スコットが左足を負傷。左足関節捻挫で全治未定と診断され、第2戦を欠場した。今シーズンから加入ながら、ここまで全36試合に先発出場していたスコットがしばらく抜けることとなる宇都宮。一戦一戦がより重みを増してくる今後は、ベストな布陣が組めない中でどのような戦い方を見せるのか。ベンチワークにも注目が集まる。

 宇都宮が2月最後のホームゲームで戦うのは、西地区2位のシーホース三河アルバルク東京をホームに迎えた前節は、ダバンテ・ガードナーが今シーズン最多の42得点を叩き出してGAME1に勝利。しかし、GAME2は第4クォーターで17−30と引き離されて16点で敗れた。

 現在平均71.2失点でリーグトップの守備力を誇る宇都宮と、平均84.1得点でB1リーグ3位の攻撃力を持つ三河。両者による矛盾対決は、三河のスコアラー陣を宇都宮が抑え込めるかに注目だ。“重戦車”ガードナーに加え、川村卓也金丸晃輔シェーン・ウィティングトンの3選手は現在3ポイントシュート成功率でトップ3を占めており、さらには勝ち方を知る柏木真介の存在も大きい。宇都宮は強度をもう1段上げる意識で臨み、襲いかかるような守備で相手の自由を奪いたい。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット
星川堅信 ※特別指定

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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