2021.03.02

今季4度目の顔合わせ、アルバルク東京はインサイドからの失点を抑えて勝利を掴みたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京vs富山グラウジーズ(@アリーナ立川立飛)
3月3日17時30分

 バイウィーク明けの第24節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦したアルバルク東京は2戦連続で延長戦を落とした。前節に続きアレックス・カークが欠場し、さらには初戦の試合開始早々にエースの田中大貴が負傷。続行不可能というアクシデントに。第1戦ではケガから復帰した小酒部泰暉がいきなり17得点をマークして見せたが、第4クォーターに追いつかれ、延長戦の末に95-100で黒星。第2戦では初戦に比べ守備が機能するも、第4クォーター終盤で3点ビハインド。そこからケビン・ジョーンズの3ポイントシュートで追いついたが、延長戦では再び相手が上回った。

 今節は、ホームに戻り富山グラウジーズと今シーズン4度目の対戦を迎える。富山は前節のホームゲーム初戦で、琉球ゴールデンキングスに85-67で快勝。宇都直輝が17得点を挙げたほか、内外バランス良くスコアを重ねた。しかし、第2戦は最初の10分間で8-25と大きくつまずき、追い上げ及ばず9点差で敗れた。

 A東京と富山は、1勝1敗に終わった第19節以来の対戦。前回、A東京はインサイドを徹底的に攻められてジョシュア・スミスに2日間で57得点を許しており、今節はまずそこを抑えなければならない。カークが引き続き欠場の可能性もあるだけに、竹内譲次の働きが重要になりそうだ。

 直接対決では2勝1敗、順位でも2勝差でA東京を上回る富山。引き続きスミスのインサイドを軸に持ち前の攻撃力を発揮できるか。前田悟松脇圭志が外からコンスタントに得点できれば、試合を優位に進められるはず。宇都、ジュリアン・マブンガのゲームメークに注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜 ※特別指定
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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