2021.03.02

連敗中の両軍、横浜ビー・コルセアーズはガード陣の果敢なプレーで勝利を呼び込みたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

■横浜ビー・コルセア−ズ vs サンロッカーズ渋谷(@横浜国際プール)
3月3日17時35分

 今季2度目の“神奈川ダービー”で勝利を掴めなかった横浜ビー・コルセアーズは、2月の成績を2勝5敗で終えた。

 アキ・チェンバースレジナルド・ベクトンを欠いた中で迎えた川崎ブレイブサンダースとの第1戦は、最終スコア65−92で完敗。第2戦は出だしで10点リードを奪って終始競り合いに持ち込み、試合終了残り4秒時点で同点に。延長戦も見えかけたが、川崎最後の攻撃で藤井祐眞に値千金のジャンパーを決められてしまい惜しくも白星ならず。この試合を最後に今シーズンの特別指定選手期間を終えた河村勇輝を勝利で送り出すことはできなかった。

 今節、3試合ぶりの白星獲得へ向け迎えるのは、現在4連敗中のサンロッカーズ渋谷。2月は全てアウェーでの試合を強いられたSR渋谷は、前々節の三遠ネオフェニックス戦に続き、前節も島根スサノオマジックに2敗。その初戦では第4クォーターに追いつかれると、延長戦の末に9点差で敗戦。GAME2ではリード・トラビスに42得点を奪われて77−88で敗れた。

 第10節に対戦した際は、SR渋谷に軍配が上がったこのカード。横浜は生原秀将森井健太の両ガードが、河村の抜けた穴を感じさせないプレーを披露してチームをけん引できるか。

 対するSR渋谷は今節も敵地での試合となるが、チャンピオンシップ争いから脱落しないためにはそろそろ勝利が欲しいところ。守備の修正に加え、ガード陣の得点とケガから復帰したジェームズ・マイケル・マカドゥの好パフォーマンスも勝利へは必要だ。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
キング開 ※特別指定
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

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