2021.03.02

ホームでの連敗を止めたい三遠ネオフェニックス、太田敦也の奮闘が勝利への条件

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

三遠ネオフェニックスvs島根スサノオマジック(@豊橋市総合体育館)
3月3日17時35分

 バイウィークを挟んで迎えた前節、三遠ネオフェニックス滋賀レイクスターズに連敗。1戦目は第1クォーターと第3クォーターが30失点を超え、トータル100失点。オフェンスリバウンドを19本奪われ、3ポイントシュートを14本浴びるなど、内外を攻略された。第4クォーターに一時1点差まで迫った2戦目もオフェンスリバウンドを23本許し、12本の3ポイントシュートを被弾。最終的に4点差だったことを考えると、1戦目の課題を克服できなかったことが悔やまれる。結果的に、サンロッカーズ渋谷を連破した前々節の勢いを持続できなかった格好だ。

 SR渋谷は前節も連敗しているが、その相手が今節三遠と戦う島根スサノオマジックだ。1戦目はぺリン・ビュフォードが30得点16リバウンド、リード・トラビスが21得点17リバウンド、ウィリアムスニカが19得点8リバウンドと躍動し、延長の末に勝利。2戦目は第4クォーターにこの日42得点のトラビスがたたみかけて突き放した。1戦目で負傷したデモン・ブルックスの状態は気がかりだが、今シーズン初のホーム連勝は明るい話題。次節からのホーム5連戦を前に、今節も勝っておきたい。

 今シーズンの直接対決は三遠の1勝2敗で、得失点差は島根がプラス9点。当然ながら、三遠は10点差以上での勝利を目指すことになる。ポイントは第7節の直接対決で2戦とも2ケタ得点を許し、前節2戦目も13得点を挙げているウィリアムスをどう守るか。太田敦也が体を張ることが勝利の条件になるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之
鈴木達也
常田耕平 ※特別指定
兪龍海
カイル・ハント
津屋一球
ステヴァン・イェロヴァツ
井上宗一郎 ※特別指定

・島根(ヘッドコーチ代行:河合竜児)
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和

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