2021.03.02

リベンジ狙う宇都宮ブレックス、川崎ブレイブサンダースはホームで連勝キープなるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス(@川崎市とどろきアリーナ)
3月3日18時5分

 現在、東地区首位に立つ宇都宮ブレックスと同地区3位の川崎ブレイブサンダース。3月13日の天皇杯決勝でも顔を合わせる可能性がある両軍が、まずは2日のレギュラーシーズン第25節で相まみえる。

 前節、宇都宮はホームでシーホース三河と対戦し、星を分け合った。初戦はシュート精度を欠いて得点が伸び悩むと、第4クォーターでは27失点を喫して最終スコア67−85。しかし、続く第2戦は前日とは打って変わって前半だけで55得点をマーク。後半は三河の攻撃力が勝ったが、9点差で逃げ切った。また、連勝は6で止まったものの、ジョシュ・スコットに加え、比江島慎が約1カ月ぶりに戦列復帰したことはチームとして明るいニュースとなった。

 一方の川崎は、前節も2連勝を飾り7試合負け無しだ。横浜ビー・コルセアーズとの“神奈川ダービー”初戦を完勝すると、続く第2戦は67−65で勝利。この試合では土壇場に3ポイントシュートを許して同点に追いつかれたが、最後を託された藤井祐眞が第4クォーター残り4秒から値千金のジャンパーを沈めて競り勝った。

 ケガ人が復帰した宇都宮に対し、川崎は青木保憲が左足関節捻挫で戦列を離れているうえ、前節では第1戦開始直前にニック・ファジーカスが腰痛を訴え横浜戦を欠場。今節、この差がどう影響するかが注目の一つだが、第10節の対戦では川崎が宇都宮を60得点に抑え込んで勝利を収めている。今回ホームの川崎はファジーカス欠場の可能性が高く、前回対戦時には出場していなかったマティアス・カルファニジョーダン・ヒースが存在感を発揮できるかがポイントになりそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット
星川堅信 ※特別指定

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO