2021.03.05

CS出場を占う直接対決! 天日謙作HC復帰の大阪エヴェッサはホームで連勝なるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

大阪エヴェッサvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@おおきにアリーナ舞洲)
第1戦:3月6日15時5分 第2戦:3月7日15時5分

 レギュラーシーズン40試合を消化し西地区4位の大阪エヴェッサは、2勝差で同地区3位につける名古屋ダイヤモンドドルフィンズと今節激突。今後のチャンピオンシップ出場争いを左右するうえでも、激しい攻防が繰り広げられそうな予感だ。

 前節、大阪は悪性リンパ腫のため療養していた天日謙作ヘッドコーチが復帰し、その復帰戦を見事勝利で飾った。信州ブレイブウォリアーズとの一戦は前半を6点ビハインドで折り返す展開。それでも、第3、4クォーターで51−39とし逆転勝利を収めた。攻撃ではディージェイ・ニュービルの19得点を筆頭に5選手が2ケタ得点をマークし、ベンチスタートの伊藤達哉も約15分間で11得点4アシストを稼いだ。

 一方の名古屋Dは、3試合連続の延長戦を強いられるタフなゲームとなったが、京都ハンナリーズをホームで撃破。試合は3点リードの第4クォーター終盤にミスが重なり追いつかれたものの、オーバータイムではレオ・ライオンズが与えられた8本のフリースローをすべて決めきる勝負強さを発揮して勝利をものにした。

 大阪vs名古屋Dのカードは残り4試合組まれており、今節が今シーズン初対決。おおきにアリーナ舞洲にライバルを迎える大阪は、なんとしてでも連敗は避けたいところ。インサイドはつばぜり合いが予想されるだけに、中村浩陸、伊藤の両ポイントガードが齋藤拓実の自由を奪って主導権を握りたい。対する名古屋Dは、蓄積した疲労をどこまで回復できるかも重要。ベンチメンバーの活躍が勝利へは不可欠だ。

文=小沼克年

■ロスター
・大阪(ヘッドコーチ:天日謙作)
伊藤達哉
エリエット・ドンリー
土屋アリスター時生
角野亮伍
藤本巧太
駒水大雅ジャック
高島紳司 ※特別指定
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
合田怜 ※インジュアリーリスト
ディージェイ・ニュービル
アイラ・ブラウン
ギャレット・スタツ
ジョシュ・ハレルソン

・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介
笹山陸 ※特別指定

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