2021.03.23

前回は千葉ジェッツが94得点の快勝、新潟アルビレックスBBはロースコアゲームに持ち込んで勝機を

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツvs新潟アルビレックスBB(@船橋アリーナ)
3月24日19時5分

 3月20日、21日に行われた第27節を終え、東地区2位の千葉ジェッツと同地区首位の宇都宮ブレックスとの差は3勝差に開いた。

 シーホース三河をホームに迎えての2連戦。千葉は立ち上がりで22−12と好スタートを切ると、このリードを守って6点差で先勝。相手の強みである3ポイントシュートを6本に抑えたほか、富樫勇樹セバスチャン・サイズがダブルダブルを記録する活躍を見せた。だが、翌日は最終スコア85−87で黒星。リバウンドを制しながらも、ダバンテ・ガードナーに37得点を献上し、勝負どころでは長野誠史に3ポイントを許してしまった。

 また、この試合ではターンオーバーから計25得点を奪われたことも敗因に挙げられる。中2日で迎える今節は、ミスをした後の守備に加え、2日間で13本の成功に留まった3ポイントシュートの確率も向上させて白星を掴みたい。

 千葉が第28節で船橋アリーナに迎えるのは、4連敗中の新潟アルビレックスBB。前節の新潟はサンロッカーズ渋谷に連敗を喫し、東地区最下位に転落してしまった。その第1戦は77−100、第2戦は73−95で敗れており、2試合で計38ターンオーバーと内容も振るわず。千葉と第12節で相まみえた際も94失点で敗戦しているだけに、今節はロースコアゲームに持ち込んで勝機を見出したいところ。チーム全体で不要なミスを抑え、ディフェンスリバウンドは確実に取りきるという意識で千葉に立ち向かいたい。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
大倉颯太 ※特別指定
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO