2021.03.23

前節の勝利で勢いつけた両者、サンロッカーズ渋谷は相手のベテラン2ガードへの警戒を強めたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷vsレバンガ北海道(@墨田区総合体育館)
3月24日19時5分

 バイウィーク明けのサンロッカーズ渋谷は、3戦負け無しで東地区4位。前節の2連戦ではアウェーで新潟アルビレックスBBを連破した。

 その初戦、第1クォーターは4点リードで終えたが、第2クォーター、第3クォーターで相手を圧倒し100−77でタイムアップ。攻守が噛み合い、ペイントエリアから計62得点、相手のターンオーバーから28得点を稼ぐ試合運びを見せた。続く第2戦も最終スコア95−73で快勝。この日も第2クォーターから新潟を突き放し、今節のレバンガ北海道戦へ弾みをつけた。

 対する北海道は前節、大阪エヴェッサとの接戦の末に1勝1敗。第1戦は最終クォーター序盤の連続失点が響いて2点差で敗戦したが、第2戦では第4クォーターを前に20点差をつけられる展開をひっくり返した。この10分間は一挙37得点の猛攻を見せ、最後は多嶋朝飛のアシストからジャワッド・ウィリアムズがブザービーターとなる3ポイントシュートを成功。最後まで諦めない姿勢が大逆転勝利を生んだ。

 今節の平日ナイトゲームは、墨田区総合体育館が舞台。前回対戦時は、敵地でSR渋谷が77−71で勝利している。4連勝を狙うSR渋谷は引き続きアグレッシブな守備で主導権を握り、攻撃ではインサイドを起点にしつつも、効果的な3ポイントでスコアを伸ばしたい。

 一方の北海道は、ジョーダン・テイラーを欠いた中でも前節第1戦で多嶋が23得点11アシスト、第2戦では橋本竜馬が16点7アシストをマーク。今節もベテラン2ガードが経験値を生かしたゲームメイクで勝利を呼び込めるか。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

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