2021.04.09

きたえーるでの今季最終戦は宇都宮ブレックスが相手、レバンガ北海道は勝利への執念を見せろ!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道 vs 宇都宮ブレックス(@北海きたえーる)
第1戦:4月10日16時5分 第2戦:4月11日14時5分

 レバンガ北海道は、4月7日に行われた横浜ビー・コルセアーズとの第23節に敗れ、3連敗で東地区最下位に転落。中2日で迎える第32節は、北海きたえーるでの今シーズン最後の2連戦となる。その相手は現在東地区首位、B1全体でもトップの勝率を誇る宇都宮ブレックス。相手にとって不足はなしだ。

 7日の横浜戦では第1クォーターを9-18、そこから巻き返し1点リードで迎えた最終クォーターで15-21とされた北海道。試合を通して計6個に留めたものの、最終盤では多嶋朝飛が2本のターンオーバーを犯すなど、勝敗を分ける場面で力を発揮できず5点差で競り負けた。

 さらにこの試合では、第2クォーターにジャワッド・ウィリアムズが負傷してしまい出場不可能に。橋本竜馬らを欠く状況の中、今節はウィリアムズまでも欠場となる可能性が高く、出場できる選手がどれだけ勝利への執念を見せることができるかが最大のポイントとなるだろう。

 前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え、日環アリーナ栃木メインアリーナでのこけら落としゲームに臨んだ宇都宮は、連勝を5に伸ばしてチャンピオンシップ出場を決めた。その初戦では40分間でわずか1ターンオーバーと上質な試合を展開し、88-69で快勝。第2戦でも第3クォーターに25-4と一気に突き放して19点差の勝利を収めた。

 東地区優勝へは、残りマジックを8としている宇都宮。北海道との今シーズン対戦成績もここまで2勝0敗としているが、第21節では87-85で辛くも勝利しており油断は禁物。今回はフルメンバーで戦えない相手とのアドバンテージを生かし、立ち上がりから主導権を握りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

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