2021.04.09

川崎ブレイブサンダースは復帰した青木保憲に注目、秋田ノーザンハピネッツはディフェンスの修正力問われる

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダース vs 秋田ノーザンハピネッツ(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:4月10日18時5分 第2戦:4月11日16時5分

 中止試合を挟んで6連勝中の川崎ブレイブサンダースは、レギュラーシーズン50試合を消化した時点で東地区暫定3位。チャンピオンシップ出場をより確実なものにするべく、今節はとどろきアリーナで秋田ノーザンハピネッツとの2連戦に臨む。第17節にアウェーで相まみえた際は、1勝1敗で星を分け合った相手だ。

 前節行われた第31節では、敵地で三遠ネオフェニックスを連破した川崎。その初戦は計34アシストとボールが回り、エントリー選手全員が出場と得点をマークして103-74で圧勝。第4クォーターでは大塚裕土が5本の3ポイントシュートを突き刺したほか、この試合でジョーダン・ヒースがリーグ通算100ダンクを達成し勝利を彩った。
第2戦では87-77というスコアとなったものの、この2試合で青木保憲が本格復帰したことはチームにとって明るいニュース。2試合ともに約8分間コートに立って得点も記録した副将が、今後へ向けコンディションを上げていけるか。まずはホームのファンの前で元気な姿を見せてほしい。

 対する秋田は、3月後半にCSが遠のく痛恨の5連敗を喫して現在25勝23敗。前節の千葉ジェッツ戦は開催が見送られ、今節が4月最初の試合となる。サンロッカーズ渋谷富山グラウジーズとの直近3試合では、平均92.6失点と生命線であるハードディフェンスを表現できていない状況。川崎から連勝を奪うためには、言わずもがなディフェンス面での修正力が問われる。特に、相手のビッグラインナップには注意が必要だ。古巣戦となる野本建吾が存在感を示せるか注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
古川孝敏

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