2021.04.13

宇都宮ブレックスは地区優勝へスパートをかけたい、横浜ビー・コルセアーズは生原秀将がキーマン

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 横浜ビー・コルセアーズ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
4月14日19時25分

 5連勝で北海きたえーるに乗り込んだ宇都宮ブレックスは、前節も2勝を挙げた。レバンガ北海道との第1戦は、前半から優位に試合を進め15点差で勝利。リバウンドで50対31とし、セカンドチャンスから27得点を奪ってインサイドを制した。続く第2戦は強度の高い北海道ディフェンスに苦しめられ、前半は30-30の互角に。それでも、後半はジェフ・ギブスの19得点、ジョシュ・スコットのオフェンスリバウンドで勝利を手繰り寄せた。

 東地区優勝へのマジックは残り8試合で「6」。地区制覇へラストスパートをかけたい宇都宮は今節、ブレックスアリーナ宇都宮で横浜ビー・コルセアーズと対戦する。横浜とは3月に三度対戦しており、いずれも勝利を収めている。ただ、3戦ともに10点前後の点差と、やや消化不良で終えた印象は否めない。今節はたとえ2ケタリードを奪ったとしても、そこから守るのではなく、さらに突き放すという意識が必要だ。

 横浜は新型コロナウイルスの影響で先週末の試合が中止となったため、1週間ぶりの試合を迎える。前回の第23節では、北海道を破って9試合ぶりの白星を手にした。秋山皓太の離脱が痛手だが、アキ・チェンバース生原秀将がコートへ戻ってきている。残りの試合では上位陣からアップセットを成し遂げ、順位争いをかき乱したいところだ。

 今シーズン最後の宇都宮戦では、第30節のように第1クォーターから引き離されることは避けたい。勝利へのキーマンはキャプテンの生原。自身としては宇都宮と今シーズン初対戦となる司令塔が、ゲームコントロールに加え、得点、ディフェンスに置いても存在感を示せるか注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

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