2021.04.16

2連敗中の信州ブレイブウォリアーズ、試合終盤のミスを減らして連敗脱出を狙いたい

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

信州ブレイブウォリアーズ vs 三遠ネオフェニックス(@ことぶきアリーナ千曲)
第1戦:4月17日15時5分 第2戦:4月18日14時5分

 西地区7位の信州ブレイブウォリアーズと、同9位の三遠ネオフェニックスが今シーズン3度目の対戦。過去2度の対戦では最後までもつれただけに、今節も終盤まで注目したい。

 信州は前節、京都ハンナリーズに敗れて2連敗。序盤リードを奪ったが、第4クォーターの勝負所で相手に速攻を許し、逆転負けを喫した。14本の3ポイントシュートを沈め、2人の外国籍選手に小野龍猛ヤンジェミンを加えたビックラインナップが機能した時間帯もあっただけに、悔しい敗戦となった。

 一方の三遠は前節、琉球ゴールデンキングスとの接戦に敗れて2連勝を逃した。敗れたものの、試合内容は7連敗を止めた前々節の滋賀レイクスターズ戦のように攻防両面がかみ合っていた。カイル・ハント不在もリバウンドは太田敦也やガード陣も加勢して琉球とほぼ互角に渡り合い、攻撃ではペイントエリアを突き、相手が収縮すればサーディ・ラベナらが外角から射抜いた。終盤にリードも奪う良い流れだっただけに、あと一歩のところで出たターンオーバーが悔やまれる。

 今節は両チームともに、第4クォーターのオフィシャルタイムアウト以降にミスをどれだけ減らせるかが勝利のカギを握るだろう。また、過去2度の対戦では実現しなかったヤンとラベナによるアジア特別枠選手によるマッチアップも予想されるだけに、Bリーグで若き力が活躍する姿にも期待したい。

 文=大橋裕之

■ロスター
・信州(ヘッドコーチ:勝久マイケル)
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
武井弘明
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー

・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
カイル・ハント
鈴木空
津屋一球
ステヴァン・イェロヴァツ

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