2021.04.20

アルバルク東京はホーム復帰戦、連勝キープでこのまま波に乗りたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 横浜ビー・コルセアーズ(@アリーナ立川立飛)
4月21日17時30分

 4月21日に行われるアルバルク東京vs横浜ビー・コルセアーズの一戦は、第32節第1戦の代替試合。会場はA東京の本拠地・アリーナ立川立飛だ。

 前節、3週間ぶりの実戦となったA東京は敵地でレバンガ北海道と対戦し、2日連続で1点を争う好ゲームをものにした。第1戦は最終クォーターに34得点を奪われ猛追されたが、70-69で逃げ切った。続く第2戦は、5点ビハインドで迎えた最後の10分間で逆転に成功。残り52秒にデション・トーマスの3ポイントシュートで追いつくと、最後は小酒部泰暉がフリースローで決勝点を挙げた。

 久しぶりの試合となりながらも、タフな試合で2勝を掴み、さらには田中大貴がコートへ戻ってきたこともチームにとっては大きい。チャンピオンシップ進出へ向け、A東京はここからさらにコンディションと連携を上げたいところ。北海道戦ではペイントエリア内の得点が計42得点と、やや少なかった印象だ。今節はこの部分の修正し確実にスコアを伸ばせるか。今後のカギを握るであろうジャマール・ソープの躍動に期待したい。

 一方、横浜は前節、サンロッカーズ渋谷に連敗。その初戦は第4クォーターに33失点を喫して逆転負け、翌日は第3クォーターに失速してしまった。SR渋谷のディフェンスに対し、2戦合計で32個のターンオーバーを犯した点は今節へ向けての修正点。また、復帰して間もない生原秀将が第1戦で負傷し、第2戦を欠場するアクシデントにも見舞われた。A東京は今シーズン含め過去5シーズン勝てていない相手。須藤昂矢、ケドリック・ストックマン・ジュニアの若手がチームを盛り上げ、嫌な流れを払拭できるか。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
ジャマール・ソープ
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク ※インジュアリーリスト
小酒部泰暉 ※特別指定

・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

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