2021.04.20

前節は両軍ともに悔しい敗戦、千葉ジェッツは1カ月ぶりのホームで浮上のきっかけを掴みたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツ vs レバンガ北海道(@船橋アリーナ)
4月21日19時5分

 4月14日の第33節、千葉ジェッツは3週間ぶりの試合に臨み、サンロッカーズ渋谷に惜しくも6点差で敗戦。前節アウェーで迎えた川崎ブレイブサンダースとの2連戦も、第1戦を85-87、第2戦を73-80で落とし、好ゲームを繰り広げたものの結果的には今シーズン初の3連敗となってしまった。

 21日に開催される第25節分の一戦は、ここまで3戦負けなしのレバンガ北海道と対戦。川崎戦からの修正点としては、2試合で合計52本与えてしまったフリースロー数が挙げられる。佐藤卓磨に至っては3試合連続で4ファウルに追い込まれており、チーム全体で再度自分たちのディフェンスを見つめ直すことが必要だろう。守備を引き締め、実に1カ月ぶりとなる船橋アリーナで浮上のきっかけを作りたい。

 対する北海道は、4月に入って未だ勝ち星なしの8連敗中。前節はアルバルク東京をよつ葉アリーナ十勝に迎えたが、2日連続であと1点届かず悔しい敗戦となった。チームはここまで得点源の1人であったジョーダン・テイラーがケガで離脱となってしまったが、ルーキーの山口颯斗が今節から復帰。その山口は2戦ともに11得点を記録し、2戦目は先発を担った。

 連敗脱出と千葉ジェッツ撃破へは、古巣凱旋となるニック・メイヨ頼りにならず、他の選手が積極的に仕掛けて勢いをもたらしたい。千葉とは加入後初対戦となる山口に加え、A東京との2戦目で17得点をマークした中野司がキーマンになりそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
大倉颯太 ※特別指定
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO