2021.04.23

CS進出へ向け白星をつかみたいシーホース三河、勝利へのキーマンは高橋耕陽

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

シーホース三河 vs 島根スサノオマジック(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:4月24日14時5分 第2戦:4月25日14時5分

 チャンピオンシップ進出へ向け前進したい西地区2位のシーホース三河が、B1昇格後初の4連勝で波に乗る島根スサノオマジックと対戦する。

 三河は新型コロナウイルスによる試合中止により、直近約1カ月でリーグ戦は1試合のみ。前節も中止となったため、今節は10日ぶりの試合となる。前回の滋賀レイクスターズ戦ではダバンテ・ガードナーが41得点12リバウンドと奮闘したが、流れをつかみ切れず。とりわけ3ポイント成功率がシーズン平均を大きく下回る14.3パーセントに終わり、リバウンドの攻防でも水をあけられたことが響いた。

 一方、島根はリード・トラビスの戦線離脱を乗り越え、好調をキープ。リバウンドは外国籍選手頼みにならず全員で奪い、オフェンスの勢いも衰えない。前節の広島ドラゴンフライズ戦は、第1戦でウィリアムス・ニカの17得点12リバウンドを筆頭に5選手が2ケタ得点を記録。第2戦はデモン・ブルックスペリン・ビュフォードが攻撃をけん引し、山下泰弘阿部諒も3ポイントを決め切った。

 両チームの対戦成績は今シーズン1勝1敗。三河は前回3月の試合で高橋耕陽が今シーズンハイの19得点をしたことが記憶に新しい。14日の滋賀戦でも高橋は先発起用されたが、好守が光っており、今節は得点でもチームに流れをもたらしたいところだ。対する島根は、昨年11月に勝利した試合のような展開の速いオフェンスを繰り出すことができるか。ガードナー相手に押し込まれる場面も予想されるが、ファウルを最小限にとどめて強みを発揮したい。

文=大橋裕之

■ロスター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・島根(ヘッドコーチ代行:河合竜児)
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO