2021.04.24

三河との2度の延長戦を制した島根…ビュフォードがトリプルダブルを達成

ジャンプシュートを放つビュフォード[写真]=B.LEAGUE
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 4月24日、B1リーグ第35節が行われ、島根スサノオマジックシーホース三河と対戦した。

 この試合では、両チームともに一進一退の攻防が続いた。まず最初の10分間、島根はデモン・ブルックスの3ポイントシュートで先制点を奪い、続けてウィリアムス・ニカもアウトサイドシュートを成功。順調に得点を重ねているようにみえたが、三河にリードを許して第1クォーターは13-19でビハインドを背負う。

 しかし第2クォーターでは島根がオフェンスで挽回。ぺリン・ビュフォードの3ポイントシュートからブルックスの得点で逆転を果たすと、そこから両チームはお互いに得点を奪い合い、前半は40-40と同点で終えた。

 後半においても得点の奪い合いが変わることはなかった。第3クォーター、立ち上がりこそ島根は連続得点を決めたものの、クォーター終盤に失点を犯してしまい、60-67というスコアに。しかし最終クォーターでは再びオフェンスで息を吹き返すと、試合時間残り1分7秒には阿部諒のシュートで84-83と1点リードを獲得。だがその後三河にフリースローを1本決められて同点となり、試合はそのまま延長戦へと突入した。

 このオーバータイムでは島根はややリードを手にし、なんとか試合終了まで逃げ切ろうと試みた。しかし試合時間残り4秒で三河に再び同点に追いつかれてしまい、ダブルオーバータイムへと持ち込まれた。だがこの5分間では白濱とウィリアムスが島根をけん引し、最後はブルックスがフリースローを成功。最終的に106-102と三河との激しい一戦を制した。

 勝利した島根はビュフォードが25得点13リバウンド11アシストとトリプルダブルを達成。またブルックスも25得点11リバウンド、ウィリアムスは19得点12リバウンドとそれぞれダブルダブルをマークした。

■試合結果
シーホース三河 102-106 島根スサノオマジック(@ウィングアリーナ刈谷)
三河|19|21|27|17|10|8|=102
島根|13|27|20|24|10|12|=106

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