2021.04.30

レバンガ北海道は最後に意地を見せられるか、富山グラウジーズはCS進出へ王手

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レバンガ北海道vs 富山グラウジーズ(@北ガスアリーナ札幌46)
第1戦:5月1日16時5分 第2戦:5月2日14時5分

 各地でB1第36節が開催される今週末。東地区最下位のレバンガ北海道は、北ガスアリーナ札幌46にて同地区5位の富山グラウジーズとの今季最終戦を迎える。

 ここまで14勝43敗と今シーズンも非常に苦しい戦いが続いた北海道。現在チームは11連敗中、ケガ人を抱えてベストメンバーが組めず、8戦連続で10名での試合を強いられている。しかし、約1カ月ぶりの勝利、ホームゲームに至っては3月7日以来の白星獲得へ向け、このままでは終われない。

 最後にブースターへ笑顔を届けるためには、40分間足を止めないハードワークはもちろん、ベテランと若手が融合し弱点であるリバウンドで富山と互角に渡り合うことが不可欠。スモールフォワードの桜井良太山口颯斗のインサイドでの奮闘に加え、エースのニック・メイヨが得点を量産できるか。メイヨは得点王の個人タイトルもかかっているだけに、勝利とともに自身のプレーでも有終の美を飾りたい。

 対する富山は、4月28日にアルバルク東京が敗れたことにより、残り2試合で1勝すれば自力でチャンピオンシップの出場権を獲得できる。チームは前節、新潟アルビレックスBBとの第1戦に敗れたものの、ジョシュア・スミスが復帰した第2戦ではジュリアン・マブンガのトリプルダブルも飛び出し快勝を収めた。

 CS進出へ向け見えないプレッシャーとの戦いもあるだろう。しかし、まずは北海道のエナジーに対して受け身にならないことが重要。橋本晃佑の不在は痛手だが、スミスとマブンガを中心にリバウンドで優位に立ってペースを握りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
山口颯斗 ※特別指定
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜 ※特別指定
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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