2021.05.03

<橋本竜馬のバスケ脳>⑩ 公衆浴場で体癒やして、心つないで

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■週2、3回、ぷらっと

 シーズン中、疲労がたまった体や気持ちをすこぶる回復させてくれるのが温泉などの公衆浴場です。週に2~3回、通っています。定山渓など郊外へ、ぷらっと足を伸ばすこともあります。

 熱いお風呂のほかに水風呂やサウナに入ったり、休憩スペースのリクライニングチェアに座ってくつろいだり…。その日の気分次第で、いろいろな過ごし方をします。併設のレストランで食事をするなどして、1日中、滞在することもあります。

■きっかけは鈴木貴美一さんのアドバイス

 お風呂に親しむようになったのは、大学卒業後に入団したアイシン(現B1三河)時代が始まりです。ヘッドコーチの鈴木貴美一さんが、毎週木曜日の練習が終わると、必ず「今日はお風呂に行けよ~」と言っていました。

 大きなお風呂で一度、体をゆったりさせてから金曜にまた練習に励むと、試合のある土日には、体がすごく良い状態に仕上がるというのが鈴木さんの持論でした。それでチームメートと一緒に通うようになりました。

ぽろっと本音も コミュニケーション深める場に

 みんなでお風呂に行けば、話題はバスケットにとどまらず、日々の生活や趣味などにも及びます。ざっくばらんな雰囲気になっていき、本音がぽろっと出ることもあって、コミュニケーションを深める場としてはうってつけだったのです。

 レバンガに来てからも桜井良太さんや中野司ら、先輩、後輩を問わず一緒に行きます。チームスタッフも誘います。

試合中にベンチで話す、橋本(右)と桜井=4月17日

 かつて所属した三河が本拠を置く愛知や、琉球時代に過ごした沖縄と比べて、北海道は温泉の数が多い。僕にとって魅力的な土地です。

■寒さが気持ちいい 冬の露天風呂

 露天風呂では、冬は髪の毛が凍り付くほど寒いので、湯船から出ると、ものすごくひやっとした感覚が体中を一気に巡ります。あれがたまらなく心地よい。2季前に暮らした沖縄では露天風呂とはいえ、そもそも外がとても暑くて、決して体感できなかった瞬間です。

 北海道は温泉のほかに、おいしい食材に出合う機会もたくさんあって、本当に良い環境だと感じます。

 気持ちのリフレッシュは、次の練習で高い集中力を発揮することにつながっていきます。ただ、選手というのはプレーで望ましくないことがあった後に、すぐに真っ白な気持ちでコートに戻っていくというのは簡単なようで、実はかなり難しい。だからこそ、すぱっと心の切り替えができる自分流の引き出しを大切にしたいと考えています。

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