2021.05.04

ホームの琉球ゴールデンキングス、千葉ジェッツにリベンジを果たしCSへ勢いをつけたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングス vs 千葉ジェッツ(@沖縄アリーナ)
5月5日13時5分

 ともにチャンピオンシップ進出を決めた琉球ゴールデンキングス千葉ジェッツ。4月28日に対戦した際は、後半に差を広げた千葉が99−87で勝利を収めた。その1週間後、両チームが再び沖縄アリーナで第29節分の代替試合を行う。

 西地区王者の琉球は、直近4試合で1勝止まりと足踏みしている印象だ。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと初戦では、計53本のリバウンドを奪ってインサイドを制圧すると、16点差をひっくり返し初戦は逆転勝利。第2戦は延長戦へ持ち込んだが、オーバータイムではフリースローで9得点を与えてしまい93−88で競り負けた。

 一方、前節の千葉はアルバルク東京をホームに迎え2連勝。第1戦はスタートダッシュに成功したが、第2クォーターに反撃に遭い3点差で後半へ。それでも、計25得点18リバウンドを挙げたセバスチャン・サイズを中心に攻め立てて相手を振り切った。第2戦はCS進出が絶たれたA東京に意地を見せられたが、第4クォーター最後の攻撃で同点に追いつき、延長戦の末に111−109で勝利を手にした。

 今回、琉球は前回のリベンジと沖縄アリーナでの初勝利を、6連勝中の千葉は地区2位でのCSホーム開催へ向けて白星を狙う。CSへ向け勢いをつけたい琉球は、前回21得点を与え、A東京との第2戦では28得点を記録したシャノン・ショーターへの警戒を強めたい。また、名古屋D戦でも見られたクォーターごとの波をより少なくすることもポイントになりそうだ。

 好調をキープする千葉だが、課題は3試合連続で80点を超えているディフェンス。佐藤卓磨原修太が持ち前の守備力からチームに勢いを与えたい。

文=小沼克年

■ロスター
・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
石崎巧
船生誠也
並里成
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
セドリック・シモンズ ※インジュアリーリスト
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリ
ジャック・クーリー
牧隼利

・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
大宮宏正
西村文男
シャノン・ショーター
大倉颯太 ※特別指定
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太

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