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SR渋谷に快勝した宇都宮がSFに進出（写真は18得点を挙げたスコット [写真]＝B.LEAGUE
5月15日、ブレックスアリーナでは「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020－21」クォーターファイナルGAME2、宇都宮ブレックスとサンロッカーズ渋谷の一戦が行われた。
前日の試合で敗れてあとのないSR渋谷は出だしからリードを奪う。特にその試合で53.3パーセントに終わったフリースローはこの日は確実に決めて確実に得点を重ねていった。
24−24の同点で迎えた第2クォーター、中盤過ぎから宇都宮が次第にディフェンスのプレッシャーを高めていく。それに呼応して、ベンチスタートのジェフ・ギブスが躍動、このクォーターだけで12得点を挙げるパフォーマンスを見せて、前半を48−38と10点リードで折り返した。
負けられないSR渋谷は第3クォーターの出だしからダブルチームを仕掛けるが、宇都宮は慌てずLJ・ピーク、遠藤祐亮、鵤誠司が立て続けに3ポイントシュートを決めて、逆にリードを広げる展開となる。それでもSR渋谷はオールコートのゾーンプレスを繰り出し、なんとかディフェンスからリズムを取り戻そうと諦めない。
最終クォーター、宇都宮はSR渋谷のディフェンスから逃げるのではなく、しっかりと正面で受け止めて対抗する。最後の10分間では比江島慎と喜多川修平が10得点を挙げる活躍を見せて、クォーターファイナルにピリオドを打った。宇都宮は100点ゲームでSR渋谷に快勝。
この結果、宇都宮はセミファイナル進出一番乗り。ギブスが22得点、ジョシュ・スコットが18得点をマーク。SR渋谷はライアン・ケリーが28得点を叩き出すも2ケタ得点はケリーのみと、孤軍奮闘もかなわなかった。
■試合結果
宇都宮ブレックス 111－74 サンロッカーズ渋谷（＠ブレックスアリーナ宇都宮）
宇都宮｜24｜24｜26｜37｜＝111
SR渋谷｜24｜14｜17｜19｜＝74
