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5月15日、B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21 QUATERFINALSが各地で行われ、初のCS出場を果たした大阪エヴェッサが、ホームのおおきにアリーナ舞洲で川崎ブレイブサンダースとGAME1に臨んだ。
西地区2位で初のCSの進出を果たした大阪に対し、Bリーグ初の天皇杯との2冠を目指す川崎。第1クォーター、大阪は角野亮伍、アイラ・ブラウン、川崎は藤井祐眞、ニック・ファジーカスが得点を奪い、互角のスタートを見せる。
試合が動き出したのが第2クォーター。川崎はパブロ・アギラール、ファジーカスが高さを生かした打点の高いシュートを決めてリムズをつかんでいく。大阪もディージェイ・ニュービルや角野の得点で35−42と7点差で前半を折り返した。
後半に入ると川崎の高さが次第に効いていき、ゴール下の支配を強める。第3クォーターはファジーカスが17得点を挙げる大爆発。リードをさらに広げていった。
最終クォーター、大阪はニュービルが攻めるが、川崎はペースを渡さない。最後はベンチメンバーがコートに立つも95−75と川崎が20点差をつけて大阪に勝利した。
川崎のゴール下(ペイントエリア)での得点が50に対して大阪は18と、持ち前の高さを生かした川崎が手堅く勝利した試合と言えるだろう。個人スタッツでは、川崎がファジーカスの25を筆頭に、5名が2ケタ得点を挙げるバランスの良さを見せた。対する大阪はニュービル23得点、角野20得点と気を吐くも、川崎を慌てさせるまでには至らなかった。
■試合結果
大阪エヴェッサ 75-95 川崎ブレイブサンダース(@おおきにアリーナ舞洲)
大阪|16|19|23|17|=75
川崎|18|24|28|25|=95