2021.05.16

大阪とのシリーズを制した川崎はセミファイナルへ進出…ファジーカスが20得点

20得点7リバウンドをマークしたファジーカス[写真]=B.LEAGUE
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 5月16日、おおきにアリーナ舞洲では「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」クォーターファイナルGAME2、川崎ブレイブサンダース大阪エヴェッサの一戦が行われた。

 前日のGAME1では大阪に20点差で快勝した川崎。しかしこのGAME2の前半ではビハインドを背負うことになる。第1クォーターこそ18-16で終えたものの、続く第2クォーターでは失点を犯す展開に。主力選手たちがバランスよく得点したが、大阪に3ポイントシュートや速攻を許し、38-44でリードを奪われた。

 しかし6点ビハインドで迎えた後半、川崎は攻守を引き締めて第3クォーターに挑んだ。失点を最小限にとどめると、ニック・ファジーカスを中心に点差を詰めていき、ジョーダン・ヒースもインサイドでスコアしていく。同クォーター終盤には篠山竜青のジャンパーや長谷川技の3ポイント、マティアス・カルファニのバスケットカウントでリードを手にし、62-57で逆転に成功した。

 試合の流れを川崎が引き寄せると、最終クォーターでもリードをしっかりと維持していく戦いに。最後の10分間においては藤井祐眞が3ポイントやアシスト、またレイアップなどオフェンスをけん引。最終的に藤井は同クォーターで10得点の活躍をし、川崎が84-73で勝利した。

 GAME2を制した川崎はファジーカスが20得点7リバウンド、ヒースが16得点12リバウンド、アギラールと藤井がそれぞれ10得点をマークしている。また大阪とのシリーズを2連勝した川崎は、宇都宮ブレックスが待ち構えているセミファイナルへと進出した。

■試合結果
大阪エヴェッサ 73-84 川崎ブレイブサンダース(@おおきにアリーナ舞洲)
大阪|16|28|13|16|=73
川崎|18|20|24|22|=84

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