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5月22日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」のセミファイナルが行われ、宇都宮ブレックスが川崎ブレイブサンダースとの第2戦に臨んだ。
第1戦の勝利によってファイナル進出に王手をかけた宇都宮は、この試合も好スタートに成功。川崎の得点を14点に抑えつつ、LJ・ピークや遠藤祐亮の3ポイントなどでチームとして19得点を挙げ、リードして第2クォーターへ。
しかし、続く10分間は川崎の反撃に遭うことに。中盤に辻直人、長谷川技、マティアス・カルファニに続け様に3ポイントを決められ、一時は逆転を許してしまう。それでも宇都宮は、ジョシュ・スコットの3点プレーを含めた連続得点で再びリード奪うと、その後は再逆転を許さないまま42-40と2点差で後半へ。
後半に入ると、再び宇都宮が試合の主導権を握る。ライアン・ロシターがインサイドでの得点でスコアを伸ばせば、ピークも3ポイントで加点。第3クォーターだけでチームとして27得点を積み上げ、69-58と2ケタリードで最終クォーターへ。
最後の10分間も宇都宮は攻勢を緩めず、遠藤やロシター、比江島慎、さらにはジェフ・ギブス、田臥勇太も3ポイントを沈めて点差を詰めることは許さない。辻を中心に追いすがる川崎を最後まで寄せ付けず、最終スコア96-78で勝利した宇都宮が日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21への切符を手にした。
宇都宮はチームとして3ポイント成功数18本を記録。個人ではロシターが25得点、ピークが5本の3ポイントで15得点、スコットも14得点15リバウンドとダブルダブルの活躍を見せた。一方、川崎はニック・ファジーカスが23得点、辻が13得点、藤井祐眞が11得点を挙げるもセミファイナル敗退となった。
■試合結果
宇都宮ブレックス 96-78 川崎ブレイブサンダース(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|19|23|27|27|=96
川 崎|14|26|18|20|=78