2021.05.23

琉球が終盤の逆転劇で望みをつなぐ…勝負の行方は第3戦に持ち越し

チームトップの20得点で琉球を逆転勝利に導いた岸本[写真]=B.LEAGUE
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 5月23日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」のセミファイナルが行われ、琉球ゴールデンキングス千葉ジェッツとの第2戦に臨んだ。

 負ければ敗退が決まる琉球は、立ち上がりから積極的に攻める姿勢を見せる。試合開始直後から14-0のランを展開し、大きくリードを獲得すると、そのまま勢いに乗って得点を重ね、28-18で最初の10分間を終える。

 10点差をつけて迎えた第2クォーターは序盤に得点を伸ばすことができず、その間に点差を詰められる。それでも岸本隆一が要所で値千金の3ポイントシュートを沈め、40-37とリードは譲らずハーフタイムへ。

 後半は開始からドウェイン・エバンスの3ポイントシュートで得点するも、千葉のセバスチャン・サイズ、富樫の得点で逆転を許すことに。なんとか食らいつきたい琉球だが、サイズ、シャノン・ショーターの内外からの攻撃に手を焼き、59-63で第3クォーターを終える。

 勝負の第4クォーター、序盤は膠着した展開となったが、その後は一気に離される展開に。それでも、岸本や今村佳太の奮闘で琉球がじりじりと点差を詰めると、5点ビハインドの局面で岸本、キム・ティリが連続で3ポイントシュートを成功。さらに、エバンスの連続得点で再び琉球が優位に立つ。その後千葉の攻撃をシャットアウトし、84-78で勝利。決着は第3戦に持ち越されることとなった。
 
 琉球は岸本がチームトップの20得点をマーク。さらにエバンスが17得点9リバウンド、田代直希、今村も2ケタ得点を記録するなど、接戦で力を発揮した。対する千葉は富樫が18得点を記録。さらにショーター、エドワーズ、サイズが2ケタ得点と抜群の活躍を見せたが、終盤に得点を伸ばせなかった。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス千葉ジェッツ(@沖縄アリーナ)
琉球|28|12|19|25|=84
千葉|18|19|26|15|=78

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