2021.06.02

Bリーグ初制覇を果たした千葉…大野HC「やっと皆さんにひとつの恩返しをすることができた」

チーム史上初のBリーグ制覇を果たした千葉ジェッツ[写真]=B.LEAGUE
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 千葉ジェッツは2日、「B.LEAGUE 2020-21シーズン終了のご挨拶」として田村征也代表取締役と大野篤史ヘッドコーチのコメントを発表した。

 千葉はレギュラーシーズンを43勝14敗の東地区2位で終え、チャンピオンシップではクォーターファイナルでシーホース三河、セミファイナルで琉球ゴールデンキングスを破ってファイナルへと進出。クラブとして3度目のファイナルでは、1勝1敗で迎えた第3戦で71−62で勝利し、Bリーグ初制覇を果たした。田村氏は「千葉ジェッツふなばしを取り巻く全ての方々のおかげでございます。本当にありがとうございます」と感謝の意を表し、大野HCは「リーグ優勝を達成したことで、やっと皆さんにひとつの恩返しをすることができたと感じております」とコメントした。

 今シーズンは、新型コロナウイルスの影響で試合会場の収容人数が制限されたほか、クラブ内の感染拡大で試合中止が余儀無くされるなどイレギュラーなできごとが起こったが、最後まで走り抜くことができた。田村氏は「ホームゲームでは常に制限下で満員近いお客さまにご来場をいただき、熱い想いが篭った手拍子での応炎に選手たちはとても勇気づけられました」と語ったほか、大野HCも「コロナ禍という大変な状況下でホームゲームを守ってくれたフロントスタッフの皆さん、ファイナルまでシーズンの遂行を貫いたBリーグ関係者の皆さまにもこの場を借りて感謝したいと思います」とサポートに感謝した。

 2017−18、2018ー19シーズンと2年連続でファイナルへ進出していたものの、どちらもアルバルク東京の前に涙を飲んでいた。宇都宮を破って『3度目の正直』を果たすことができたが、まだまだ挑戦は終わらない。大野HCは「大きな目標を達成しましたが、少し休憩をして、まだまだこれからリーグ連覇、天皇杯との2冠と、次の目標に向けて千葉ジェッツふなばしは進んでまいります」と述べており、早くも次なる目標へ向かって歩み始めている。

 なお、田村代表取締役と大野HCのコメントは公式HPで確認可能となっている。

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