2021.07.09

<折茂武彦のティップオフ>設立10年 レバンガと苦楽をともに 

新チーム初戦の男子日本リーグ日立戦でプレーする折茂代表=2011年10月7日
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 レバンガ北海道の設立10季目となった2020~21年シーズンが終わり、この10年を振り返っています。私は経営難などで旧日本リーグに除名されたレラカムイ北海道の当時から所属し、この10年でも存続の危機に立たされたときがあり、たいへんな思い出ばかりですが幸せな時間でもありました。

■レバンガ初勝利、そして引退

 最も印象深いのはレバンガの創立初年度。右も左も分からない中で立ち上げ、準備期間もほとんどない状況でシーズンを迎えました。ホーム初試合だった帯広市でのアイシン(現シーホース三河)との2戦目で勝利を挙げ、感極まりました。もう少しでプレーオフへ行けるぐらいに戦えて、初年度としては良いかたちで終えられたので記憶に強く残っています。

 心残りは自分が選手を引退したシーズン。新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が打ち切られ、ファンの方々にプレーを最後まで見せることができませんでした。自分の成績もふがいなく、気持ちの整理がつかなかったですね。

現役最後の試合となった無観客のアウェー川崎戦でプレーする折茂代表=2020年3月15日

 多くの選手がレバンガに在籍しました。レラカムイ時代からプレーしてきた桜井良太選手と野口大介選手(現長崎ヴェルカ)には苦労をともに味わっただけに特別な思いがあります。

■4期連続黒字達成 クラブは変革の時

 経営面では決算で4期連続の黒字を達成中です。創立時には想像できませんでした。選手とクラブの代表を兼ねることができたのは、多くの方々に助言や指導をいただいたからです。

 引退後は経営に専念していますが、いままで以上に勝ちにこだわったチームづくりを目指します。北海道から明日の「ガンバレ」をもっと届けるために。チームは変革の時期にきています。(運営会社代表)

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