Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
9月30日に2021-22シーズンの幕が開けるBリーグ。今シーズンも熱い戦いが期待されるなか、開幕戦で相対する岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)と田中大貴(アルバルク東京)が合同取材に応じた。
今シーズンの開幕カードを担うこととなった琉球とA東京。東京オリンピックを経てバスケットボール界への注目が集まっているタイミングでの開幕とあって、「これからバスケットを見てみようという方々にとっても、『いいゲームだった』と思えてもらえるようなゲームにしていければいい」と岸本。一方の田中も「見てくださっている方々に何か伝わるような試合ができれば」と意気込みを語った。
Bリーグ初年度の開幕カードでも対戦している両者。当時の試合はA東京が80-75で勝利を収めた。「僕たち琉球ゴールデンキングスというチームが5年間積み上げてきたものをアルバルク東京さんにぶつけられたら」と5年前のリベンジに燃える岸本に対し、田中は5年前から変わらない点として「自分たちが常にトップでいたいというところ」と話し、決して勝利を譲らない姿勢を示した。
「自分や菊地選手といったヘッドコーチの考えを理解している選手が、試合できちんとそのバスケットを表現するのが大事。新しく加入した選手もみんな高いIQを持っていて、練習をやっていてもだいぶ慣れている感じはあるが、本番の試合になると分からない部分もあると思う。自分がゲームを落ち着かせたりだとか、うまくコミュニケーションをとったり、なるべくいい方向に持っていけるようにしっかりしないといけないと思う」
一方の田中も日本代表として今夏沖縄アリーナでの試合は経験済み。「実際にコートでプレーしてみて、素晴らしいアリーナだなということを再認識した」とその印象を語り、加えて「沖縄の地で戦うことは自分たちにとってはとてもタフなことだが、あのアリーナでできる喜びを噛み締めながら開幕戦を戦えたらいいと思う」とアウェーでの開幕を心待ちにしている心境を明かした。
果たしてBリーグ6シーズン目のオープニングゲームはどのようなものになるのか。両クラブによる開幕節は9月30日と10月2日に沖縄アリーナで開催予定となっている。