2021.10.02

開幕白星の立役者となった群馬のジョーンズ「ジェットコースターのような試合だった」

宇都宮戦で28得点を挙げたジョーンズ[写真]=B.LEAGUE
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 10月1日に行われたB1リーグ第1節宇都宮ブレックスvs群馬クレインサンダーズの第1戦は、延長戦までもつれ込む激闘を制し、B1初挑戦の群馬が勝利を収める結果となった。

 その勝利の立役者となったのが、昨シーズンのB2レギュラーシーズンMVPを受賞したトレイ・ジョーンズだ。スモールフォワードとして先発したジョーンズは、積極的なリングへのアタックと3ポイントで得点を量産。与えられた10本のフリースローをすべて成功させるなど、そのシュート精度はB1においても驚異的なものだった。

 試合後、ジョーンズは記者会見に登壇し、「本当に今日の試合はジェットコースター、ローラーコースターのようなアップダウンの激しい試合だった」と宇都宮との試合を総括。加えて、「まずは、自分たちの目標としていた勝利、勝つということは達成できたので、非常にうれしく思います」と勝利への喜びを表した。

 また、古巣との対戦となった群馬の新指揮官・トーマス・ウィスマンHCは「まず最初にタフな試合で勝ち切れたのはうれしくも思い、チームにとっても収穫となった」と白星を喜びつつも、「勝ちというのはそう簡単に転んでくるものではないので、明日は、また必ずタフなゲームになる」と第2戦に向けて兜の緒を締めた。

 それでも自身がかつてB1優勝に導いたクラブから勝利をもぎ取ったことについては特別な感情もあったようで、「そして、もうひとつBリーグでもベストなチームに勝てたということは選手たちにとっても自信になりますし、また、この宇都宮という地で勝つということの難しさも私は知っておりますので、
そういったところでの勝ちは非常にうれしいです」とあらためて、開幕戦の勝利を噛み締めた。

 第2戦は10月2日の18時25分ティップオフ予定。群馬が連勝を飾るのか、宇都宮が第1戦の借りを返すのか。いずれにせよ第1戦に続く好ゲームが期待される。

群馬を勝利に導いたウィスマンHC[写真]=B.LEAGUE

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