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10月17日、レバンガ北海道はホームで新潟アルビレックスBBと対戦。これまで、敵地で開幕4連敗と苦しい戦いが続いていた北海道だったが、前日に行われたGAME1で今シーズンの初勝利を飾ると、続くGAME2でも72-69で勝利し、2連勝を収めた。
北海道はクラブ公式ホームページで、試合後のヘッドコーチや選手のコメントを伝えている。
今シーズンからチームを率いる佐古賢一HCは「出だしが苦しい展開になってしまいました。試合前のミーティングで、相手のディフェンスに関しての指示が長くなってしまい、少し選手をナーバスにさせ、受けに回る形になってしまったのが原因だと思っています」と9-24と大きく出遅れた第1クォーターについて語った。
それでも、続く第2クォーターで巻き返し、5点のビハインドで前半を折り返す。第3クォーターで逆転に成功すると、最後はデモン・ブルックスとショーン・ロングが勝負所で得点し、連勝を飾った。「ベンチメンバーの活躍で前半のうちに追いつけたのは良かったですし、スターターがしっかり最後を締めてくれたことが大きかったです」と佐古HCは勝因に言及した。
また、ホームの応援が後押しになったと話す佐古HCは「苦しい状況でも全員が気持ちを見せたプレーをして、出られない選手もベンチで鼓舞してくれた。まさにチーム全員でつかんだ勝利だと思っています」と選手たちを労った。
10得点6アシストをマークした山口颯斗は「アウェーでの戦いでも、自分たちのバスケットをやれていたので、チームの雰囲気も悪くなかったのですが、今回連勝できたことで自信が持てたと思います」と胸を張る。
現在23歳とまだまだ伸び盛りの山口は、ここまで6試合すべてにスタメンで出場。この試合では34分22秒と長時間のプレータイムを得た。「毎試合、相手の主力とマッチアップできることは自分にとっての成長につながります。プレータイムを与えてもらえていることに感謝して、自分のプレーで勝利に貢献できるようにステップアップしていきたいです」
一方、新加入ながら早くも存在感を発揮しているロングは「苦しい展開でも下を向かず、常にHCがポジティブな言葉をかけてくれます。チーム全員がHCをリスペクトしていて、輝かしいキャリアを積んできた方だからこそ醸し出す雰囲気やオーラを感じています」と話しており、佐古HCについても好印象なようだ。
次節は敵地で強豪の川崎ブレイブサンダースと対戦する。ホームでの連勝で勢いに乗った新生・北海道の戦いに注目だ。