2021.10.23

第4Qに突き放したSR渋谷が宇都宮に勝利…高橋耕陽が今季最多20得点で勝利の立役者に

今季最多20得点を記録し、逆転勝利に貢献した高橋(右)[写真]=B.LEAGUE
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 10月23日、各地で2021-22シーズンのB1リーグ第4節が行われた。この日サンロッカーズ渋谷は、新たに男子日本代表ヘッドコーチに就任したトム・ホーバス氏が観戦するなか、宇都宮ブレックスとの一戦に臨んだ。

 立ち上がりは互いに点の取り合いとなり、SR渋谷のベンドラメ礼生、宇都宮の比江島慎などが得点を重ねるが、両チームとも大きく抜け出すことができない。終盤には高橋耕陽西野曜の得点でSR渋谷が一歩抜け出すが、すかさず宇都宮のアイザック・フォトゥらに同点とされると、残り3秒に喜多川修平にジャンプシュートを決められて15-17で最初の10分を終えた。

 続く第2クォーターは立ち上がりに西野が3ポイントシュートを沈めたものの、チェイス・フィーラー田臥勇太のシュートを止められず、ビハインドを背負うことに。その後はジョシュ・ハレルソンのインサイドアタックやベンドラメ、広瀬健太の3ポイントシュートで一気に追い上げを狙うも、宇都宮のフォトゥを止められず、29-34でハーフタイムへ。

 第3クォーター、序盤にSR渋谷のベンドラメが3ポイントシュートを沈めると、呼応するように関野剛平も果敢に攻めて逆転に成功。しかし直後に宇都宮に再逆転され、SR渋谷は後手に回ることになるが、高橋やハレルソンが要所で加点し食らいつく。追う展開が続くなか、残り1秒で同点の場面でSR渋谷の渡辺竜之佑がフリースローを獲得。これをきっちりと決め、50-48で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーターでは、ジェームズ・マイケル・マカドゥがインサイドで奮闘してスコアを伸ばすと、高橋、ベンドラメが3ポイントシュートを沈めて一気に2ケタまで点差を広げることに成功。さらに、SR渋谷が勝負どころで堅いディフェンスを敷き、相手に追い上げを許さない。終盤には、宇都宮のジョシュ・スコットに得点されたものの、残り5秒にはマカドゥがとどめのダンクをたたき込んでタイムアップ。76-63でSR渋谷が勝利を収めた。

 SR渋谷は高橋がチームトップの20得点を記録。さらにマカドゥが17得点10リバウンド、ベンドラメが14得点をマークし、逆転勝利に貢献した。対する宇都宮はフォトゥが19得点、スコットが10得点11リバウンドを記録したものの、他の選手の得点が伸びなかった。

■試合結果
サンロッカーズ渋谷 67-63 宇都宮ブレックス(@青山学院記念館)
SR渋谷|15|14|21|26|=67
宇都宮|17|17|14|15|=63

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