2021.11.09

【北海道vs千葉】川崎、宇都宮から白星を挙げた北海道、この勢いで千葉にも勝利なるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

レバンガ北海道 vs 千葉ジェッツ(@北海きたえーる)
11月10日19時5分

 今シーズン唯一の帯広開催となった前節の2連戦。よつ葉アリーナ十勝に宇都宮ブレックスを迎えたレバンガ北海道は、いきなり9-26と大差をつけられ第1戦を70-93で落とした。だが、第2戦では見事に修正して宇都宮を撃破。第1クォーターこそ10-20とされたものの、ハードなディフェンスから反撃。宇都宮を63得点に抑え込むと、攻めては橋本竜馬が12得点、ショーン・ロングデモン・ブルックスが揃って21得点を挙げ8点差で勝利を手にした。

 第4節の川崎ブレイブサンダース戦に続き、前節も東地区の強豪から白星を獲得した北海道。今節ホームで相まみえる千葉ジェッツとの対戦へ向けても、チームは勢いづいていると言える。川崎戦、宇都宮戦ともに相手を63得点に抑えて勝利しているため、やるべきことは明確だ。40分間、一人ひとりが気持ちのこもった守備を徹底して相手を苦しめられるか。劣勢に立たされた際には、橋本、寺園脩斗のリーダーシップも問われるだろう。

 対する千葉は前節、滋賀レイクスターズをホームで連破。第1戦を99-88、第2戦では89-83と2日間にわたる接戦をモノにした。第2戦では富樫勇樹が徹底マークに遭い、無得点に終わったものの、西村文男が7本中5本の3ポイントシュート、5アシストも記録して勝利の立役者に。改めてチーム力の高さを見せつけた。

 北海道戦では、まず、前節自由を与えられなかった富樫の奮起に期待したいところ。また、ウイングポジションのクリストファー・スミスが高い得点力を発揮し、相手ディフェンスを打開したい。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
西村文男
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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