2021.11.09

【秋田vsA東京】ホームにA東京を迎え撃つ秋田、新たな武器である川嶋勇人のスティールで翻弄したい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs アルバルク東京(@CNAアリーナ☆あきた)
11月10日19時5分

 現在5勝6敗の秋田ノーザンハピネッツが、8勝3敗で前を行くアルバルク東京をホームのCNAアリーナ☆あきたに迎え撃つ。フルメンバーでは挑めないものの、“クレイジーピンク”の力を背に強豪撃破を狙う。

 前節はアウェーで信州ブレイブウォリアーズと対戦した秋田。その初戦は前半だけで48失点を喫すると、攻撃では各クォーターで10点台に抑え込まれて完敗。51-76と攻守において相手のクオリティーが勝った形となった。しかし、第2戦は4点差の勝利でリベンジに成功。最終クォーターは相手の猛追に遭うも、長谷川暢が12得点の活躍を見せて振り切った。

 一方、前節ホームゲームのA東京は京都ハンナリーズに連勝を収めた。第1戦は開始直後から高確率で3ポイントシュートが決まると、ディフェンスもしっかりと機能し20分間で62-28。前半でほぼ勝利を手中に収め、第2戦は84-57で勝利。この試合でのターンオーバーは7、リバウンドで20本以上の差をつけるなど内容的も質の高い試合だった。

 前節からの連勝を狙う秋田は、引き続き堅守を持ち味とする相手との試合。現在B1トップの106スティールを記録しているアグレッシブなディフェンスを披露し、相手のリズムを崩したい。それをけん引するのは、昨シーズンスティール王の川嶋勇人だ。秋田に加わった新たな武器が勝利の立役者になれるか。

 敵地に乗り込むA東京は、ここまで平均9.4ターンオーバーとチーム全体としてミスが少ない。果敢に仕掛けてくる秋田に対しても、ジョーダン・テイラー小島元基が落ち着いてゲームメークできれば、勝利を持ち帰れるはずだ。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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