2021.11.09

広島撃破で4連勝達成の島根…安藤は「エナジーを保ち続けられた」と精神面を評価

広島撃破の立役者となった安藤誓哉[写真]=B.LEAGUE
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 11月6日と7日にB1リーグ第6節が各地で行われ、島根スサノオマジックが敵地で広島ドラゴンフライズと対戦した。

 オフの大型補強で上位進出をうかがう島根。第1戦で新加入の安藤誓哉が16得点16アシスト、金丸晃輔が3ポイントシュート7本を含む23得点を記録し、102-81で大勝を収めた。

 翌日の第2戦は広島に逆襲を許し、前半終了時点で57-51とリードを許すも、第3クォーターに逆転。その後一進一退の攻防が繰り広げられ、延長戦へと突入するが、安藤・金丸がここでも活躍を見せ、113-109で勝利した。

 西地区上位の広島に対して2連勝を飾り、8勝3敗で同2位に躍り出た島根。2戦を通じて高パフォーマンスを見せた安藤のコメントを、クラブが公式HPで伝えている。

 「昨日(第1戦)を終えた後に、ヘッドコーチからいい勝ちができた後の明日が大事だぞ言われていた」と明かした安藤。「勝つことができて本当に良かったですし、ビュフォード選手がケガしている中で勝てたのは本当に良かった」と話し、貴重な得点源を欠きながらも勝利したことに喜びをあらわにした。

 島根が第1戦で大勝したため、広島が反撃に出てくることが予想された第2戦。そのため、背番号3は「相手がモチベーション高く持ってくることは当たり前のこと」としたうえで、「日曜日のほうがエナジーをもっと出さないといけない。気持ちの部分から入って戦術の話になると思うので、ベースとなるエナジーを保ち続けられた」と2連勝に至った要因を分析した。

 新加入選手がここぞという場面で存在感を発揮し、勝ち星を積み上げた島根スサノオマジック。今週水曜日に行われるB1リーグ第7節では、激しいディフェンスと素早いオフェンスを特長とする滋賀レイクスターズと対戦するが、安藤が安定したパフォーマンスを発揮できれば勝利へ近づくだろう。

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