2021.11.12

ホームで接戦を制した川崎「皆さんの力が最後のニックのシュートに乗り移った」

決勝点を沈め、川崎を勝利に導いたファジーカス[写真]=B.LEAGUE
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 11月10日、Bリーグの第7節が各地で行われ、川崎ブレイブサンダースはホームで新潟アルビレックスBBと対戦した。

 第1クォーター途中、この試合最大となる10点のリードを奪った川崎だが、続く第2クォーターの終盤に逆転されると、その後は一進一退の展開に。最終クォーター終盤にも新潟にリードを奪われるが、残り10秒にニック・ファジーカスの逆転シュートが決まり、川崎が82-81で勝利を飾った。

 試合後のコメントを、川崎のクラブ公式ホームページが伝えている。

 4連勝を飾った川崎の佐藤賢次ヘッドコーチは「苦しい試合でしたが、とどろきアリーナのパワーとサンダースファミリーの皆さんの力が最後のニックのシュートに乗り移ったと思います。今日も後押しありがとうございました!」とホームのファンへ感謝を述べた。

 この試合で23得点10リバウンド9アシストと躍動したファジーカスは、決勝点となった最後のミドルレンジシュートについて「藤井(祐眞)選手がドライブした瞬間に、自分のことを必ず見つけてボールを託してくれると思っていたので、しっかりと準備をしてシュートを決めきることができて良かったです」と振り返った。

 また、欠場が続いていたマット・ジャニングがこの試合で復帰。ベンチから20分6秒のプレータイムを得ると、シュートの安定性は欠いたものの、計10得点を奪った。

 約1カ月ぶりの試合となったジャニングは「コートに立つという目標を常にもってリハビリをしてきました。今日のスタッツを見ても、まだ自分の100パーセントには戻れていないですが、試合を通してコンディションを調整できて良かったです」とコメント。

 さらにジャニングは「最後までどちらが勝つか分からないシーソーゲームになってしまいましたが、とくにニック選手は終始良いプレーをして、最後にビッグシュートを決めてくれました」とチームを勝利に導いた大黒柱に賛辞を送った。

 今後リーグ戦ではアウェーの試合が続く川崎だが、どこまで連勝を伸ばせるのか、まずは11月13日・14日の茨城ロボッツ戦に注目だ。

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