2021.11.22

<折茂武彦のティップオフ>新B1基準クリアへ レバンガ新事業はじめました

試合終了後、ファンに手を振って応えるレバンガの選手たち=10月16日、北海道新聞写真部・星野雄飛撮影
北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 Bリーグが新たなリーグ構想を打ち出しました。世界有数レベルのバスケットボールリーグを目指すため、B1~b3のライセンス基準を引き上げてクラブの経営力向上を促す内容。レバンガは新B1の基準達成に向け、早速取り組みを進めています。

■新リーグ構想 高まるライセンス基準

 新Bリーグは2026~27年シーズンに創設されます。新B1のライセンス基準は《1》平均観客数4千人以上《2》年間売り上げ12億円以上《3》28~29年シーズンまでにアリーナにラウンジ、VIPルームの設置など―が原則です。

 どれも一筋縄ではいかないですが、レバンガの場合はアリーナの部分が最も高いハードル。道が所有する試合会場の北海きたえーるにはラウンジ、VIPルームがないため、きたえーるを使い続けるには改修が絶対条件。課題解決のため、さまざまな方法を探っています。

■多角的な事業展開で売上アップへ

 観客数は新型コロナウイルスの感染状況によって左右されるため、今は収束を期待するしかありません。売り上げについては今季から始めた若鶏半身揚げを販売する飲食事業のほか、きたえーるに導入した大型映像装置「センターハング式4面LEDビジョン」のレンタルなど、多角的な事業展開で達成を視野に入れています。

 構想では単年度競技成績のみの昇降格の廃止も示されました。クラブ側は経営がしっかりしていれば大丈夫というメリットが生まれますが、昇降格のかかる試合がなくなり、ファンの中には物足りなく感じる方もいるでしょう。

 ただ、この構想は日本バスケット界の発展に必要と思います。1990年代などの実業団リーグ時代と比べ、チーム数が増え、クラブの地域密着が進みました。プロ選手という子どもの大きな夢にもつながっています。バスケット界が良い方向に進んでいるのは間違いありません。(運営会社代表)

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