2021.12.02

【琉球vs富山】早くも今季2度目の対決…琉球は堅守で富山再撃破を狙う

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

琉球ゴールデンキングス vs 富山グラウジーズ(@沖縄アリーナ)
第1戦:12月4日14時5分 第2戦:12月5日18時5分

 今シーズン2度目の対戦。西地区首位の琉球ゴールデンキングスが、浮上の兆しを見せる同9位の富山グラウジーズをホームで迎え撃つ。

 琉球はケガ人を抱えながら、11月を4勝1敗で乗り切った。前節、群馬クレインサンダーズとの第1戦は敗れたが、第2戦では102-65で勝利した。また、12月1日の天皇杯4次ラウンドでは、ジャック・クーリー小野寺祥太がついに復帰。リーグ中盤戦に向けて陣容は戻りつつある。

 一方、富山はバイウィーク前の3連勝で順位を最下位から9位まで上げた。いずれも得点は90点を越え、ジョシュア・スミスは得点とリバウンドでダブルダブルを記録。これまでミスで好ゲームをフイにした試合もあったが、三遠ネオフェニックスとの第2戦では残り2.2秒から松井啓十郎が決勝点を決めて勝ち切った。11月10日の京都ハンナリーズ戦を欠場した宇都直輝も病み上がりながら11得点を挙げるなど、浮上の兆しを感じさせる。

 両チームの対戦成績は、これまで琉球の2連勝。勝負所で堅守を発揮し、相手のターンオーバーを得点に結びつけたことが奏功した。琉球は再び富山に対して、ディフェンスで仕掛けたいところ。日本代表でも攻防に活躍した岸本には注目だ。

 対する富山は同じ轍を踏みたくない。リーグ戦はシュート好調の上澤俊喜のスタメン起用が続くものの、これは宇都がいるからこそ。キャプテンの一人として、4連勝へチームを引っ張りたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇 ※インジュアリーリスト
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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