2021.12.09

【群馬vs信州】群馬はチェンバースに期待、持ち前のディフェンスで岡田侑大を抑え込めるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

群馬クレインサンダーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@太田市運動公園市民体育館)
第1戦:12月11日15時5分 第2戦:12月12日15時5分

 11月を3勝2敗で終えた群馬クレインサンダーズは前節、京都ハンナリーズと敵地で対戦。初戦は序盤から20-8と好スタートを切ると、計28アシストとボールが回り21点差の快勝を収めた。

 続く第2戦はリバウンドで主導権を握られて苦しんだが、第3クォーターにアキ・チェンバースが11得点を挙げる活躍で計33得点の猛攻。チェンバースは試合を通じて25得点をマークしたほか、トレイ・ジョーンズも22得点10アシストを稼いで京都を押し切った。また、この連戦でルーキーの杉本天昇がケガから復帰。今シーズン初めてコートに立ったことは、チームとしても明るいニュースと言える。

 太田市運動公園市民体育館に戻る今節は、信州ブレイブウォリアーズを迎えての2連戦。その信州は前節、宇都宮ブレックスを迎え撃ったが勝利を手にすることができなかった。特に第2戦では第2クォーターで9-17、第3クォーターは6-27と大きく離され61-83で完敗。オフェンスに課題を残すだけでなく、ディフェンス力の差を見せつけられる形となってしまった。

 今節、信州は攻防両面での修正力が問われるだろう。なかでも、日本人選手の得点はどうしても岡田侑大に偏ってしまう傾向があるため、ともに今シーズンチームへ加入した熊谷航前田怜緒も積極性を貫きたい。

 対する群馬は、日本代表に選出されたチェンバースに期待。オフェンス面では前節の好パフォーマンスを継続し、ディフェンス面では同じく日本代表の岡田を抑え込めるか注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン ※インジュアリーリスト
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
カイル・バローン
ジャスティン・キーナン

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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