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12月18日、各地でB1リーグ第12節が行われ、川崎ブレイブサンダースは千葉ジェッツと対戦した。
東地区で2位につける川崎は、立ち上がりからニック・ファジーカスがインサイドで得点を重ねるも、原修太らに活躍を許し、同首位の千葉と互角の展開に。その後、ジョーダン・ヒースやファジーカスなどでリードを得るも、第1クォーター終盤にクリストファー・スミスの長距離砲を許し、21-23で最初の10分を終えた。
続く第2クォーターでは、千葉の堅いディフェンスに苦しみ、点差を2ケタまで広げられてしまう。しかし、川崎はパブロ・アギラールやマット・ジャニングの得点でじわじわと点差を詰め、なんとか食らいつく。それでも、残り4秒にはセットプレイからフリーを作られ、富樫勇樹にスコアされて40-47でハーフタイムへ。
第3クォーターでは、序盤に藤井祐眞が連続で得点し、徐々に点差を詰めることに。さらに、千葉の富樫がファウルトラブルで交代した隙に一気に点差を縮めていき、ジャニングの2本連続の3ポイントシュートでついに同点に。その後、ファジーカスの長距離砲で逆転に成功し、このクォーターを70-67で終えた。
3点リードで迎えた最終クォーター、なんとか追いつきたい千葉に対し、アギラールやヒースが得点して背中をつかませない。中盤、富樫の連続5得点で1点差まで詰め寄られるが、ファジーカスらが獲得したフリースローを決めて逆転は許さない。終盤、テクニカルファウルを吹かれる場面もあったが、なんとか逃げ切りタイムアップ。川崎が89-85で勝利を収めた。
川崎は大黒柱のファジーカスが22得点とさすがの活躍。さらにアギラール、藤井がそれぞれ19得点と、首位相手の激戦で奮闘した。対する千葉はスミスが21得点をマーク。次いでムーニーが19得点、富樫が15得点と健闘したが、悔しい敗戦となった。
■試合結果
千葉ジェッツ 62-65 川崎ブレイブサンダース(@船橋アリーナ)
千葉|23|24|20|18|=85
川崎|21|19|30|19|=89