2021.12.23

【滋賀vs新潟】前節で連敗を止めた滋賀、古巣対戦の柏倉と林の活躍に期待

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

滋賀レイクスターズ vs 新潟アルビレックスBB(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:12月25日17時5分 第2戦:12月26日14時35分

 前節、連敗を11で止めた滋賀レイクスターズが、ホームで新潟アルビレックスBBと対戦。柏倉哲平林翔太郎は古巣戦を迎える。

 西地区9位の滋賀は前節、横浜ビー・コルセアーズ戦で先勝し、約2カ月ぶりの勝利を挙げた。得点源のオヴィ・ソコを欠きながらも日本人選手が奮闘を見せ、川真田紘也今川友哲がインサイドで体を張るなど、オンザコート0の時間帯でリードを奪った。2人の外国籍選手を休められたことが功を奏し、第4クォーターに一時逆転を許したものの、最後は再逆転に成功した。これまで失点が多い中、70点台で決着をつけたという結果は収穫になったはずだ。

 一方、新潟は現在18連敗で東地区最下位。わずか2勝はB1で最小だ。第3クォーターに失点を重ねる展開が多く、前節の広島ドラゴンフライズ戦も同時間帯に30点近くを喫した。ジェフ・エアーズら外国籍選手の安定したリバウンドや、ロスコ・アレンの得点力があるだけに、鬼門をどう乗り越えるか。チームで連係を磨くとともに、連敗中に頭角を現した木村圭吾の活躍に期待したい。

 今節の見どころは、後半の攻防でどちらが主導権を握れるか。滋賀は新潟がリバウンドに強いため、ペースをコントロールされる可能性があるが、好守の光る林がボールを奪い、柏倉がトランジションオフェンスをけん引する展開を勝負所で繰り出したい。

 対する新潟は、ディフェンスで耐えられるか。勢いに乗った滋賀は手強いが、ミスから崩れる場面もあるだけにディフェンスで対抗し、約2カ月半ぶりの勝利を目指す。

文=大橋裕之

■ロスター
・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介 ※特別指定
トビンマーカス海舟 ※特別指定
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

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