2021.12.27

【A東京vs宇都宮】年内最後の上位決戦…ゴール下での争いが勝敗に直結

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アルバルク東京 vs 宇都宮ブレックス(@アリーナ立川立飛)
12月29日19時5分

 年内最終戦となるアルバルク東京宇都宮ブレックスとの顔合わせが、A東京のホーム、アリーナ立川立飛で行われる。どちらが勝って正月を迎えられるか。

 A東京の12月を振り返ると、アウェー戦で秋田ノーザンハピネッツのハードなディフェンスに苦しみ、連敗を喫したことを挙げなければいけないだろう。内容的にも満足行くものではなく、暗雲が立ち込めたかに思えた。ただこれがカンフル剤となったのか、そこからサンロッカーズ渋谷茨城ロボッツレバンガ北海道に5連勝。調子は上向きだ。

 対する宇都宮の12月は、琉球ゴールデンキングスに連日の逆転負けを食らうというショッキングなできごとがあったのは記憶に新しい。とはいえ、リーグ随一の堅いディフェンスは健在。前節の島根スサノオマジックとの第2戦では、安藤誓哉に26得点を挙げられ敗れたものの、第1戦では8得点に抑え込んでいる。

 今節初対決となる両チーム。昨シーズンまでリバウンドが勝敗を分ける大きな要因となっていたが、それを担っていたライアン・ロシターが宇都宮からA東京が東京に移籍、さらに現在リーグ2位の11.0リバウンドを記録するセバスチャン・サイズも移籍組。A東京としてはここで強みを見せられるか。

 チームスタッツで比較すると、昨シーズン宇都宮は平均35.9本でリーグ3位、A東京は32.1本で14位だった。今シーズンは前節まで宇都宮が38.1本で7位、A東京は38.8本で3位と、A東京が顕著に改善されているのがわかる。宇都宮のリバウンドを支えているのは10.6リバウンドでリーグ4位のジョシュ・スコット。このスコットとロシター、サイズのリバウンド争いに注目したい。

■ロスター
・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

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