2022.01.17

<折茂武彦のティップオフ>強豪に食らいつけ 守る意識向上で○

北海道新聞・道新スポーツとバスケットボールキングのコラボ企画。レバンガ北海道の協力も得て、北海道のバスケ情報をお届けします。

 今季、これまで分の悪かった強豪クラブに相次ぎ勝利しています。いずれも勝因は守備。リバウンド力がはるかに上がり、全員で守る意識も向上したことが好結果に表れています。

■川崎、宇都宮、千葉Jに勝利

 10月24日に13連敗していた川崎を、11月7日には12連敗を喫していた宇都宮、11月10日は6連敗だった千葉Jを破りました。勝利した川崎戦と宇都宮戦はともに前日敗れた後の白星。スタッフが敗因を分析した上で、選手が見事に修正しました。がらっと戦いぶりが変わっていました。

 昨季、課題となったリバウンドがロングやミラーらの加入で向上し、勝ちきる強さにつながりました。宇都宮戦でスタメン起用された桜井は体を張った守備で、千葉J戦スタメンの葛原もフィジカルの強さを生かした守備で貢献。橋本、寺園の両ポイントガードが良いリズムをつくったことも大きかったですね。チームの中心である若い山口も試合をこなすごとに守備の強度が上がっており、成長が見られます。

■選手に自信 波のないパフォーマンスを

 千葉Jに昨季、当時のBリーグ史上最多の126失点で敗れていたのを考えると、大きく成長していると実感します。今季は佐古ヘッドコーチ(HC)とロングの合流が遅れ、日本人選手の入れ替わりも少なかった中での勝利なので、想像以上です。佐古HCの存在はやはり大きく、選手を鼓舞しモチベーションを上げる部分がはまっていると思います。選手も自信をつけているでしょう。

 個の力は強豪クラブのほうが上だとしても、チームとして守備の強度を高く保てば上位に食い込めるチャンスは十分あります。千葉J戦後の秋田戦は2連敗しましたが、それほど悪い内容ではありませんでした。長いシーズンを戦い抜くには、今後も波のない試合を続けるかが大切です。(運営会社代表)

折茂武彦のティップオフのバックナンバー

BASKETBALLKING VIDEO