2022.01.20

【三河vs富山】19日ぶりに公式戦を戦う三河…苦手な同地区下位チームを本拠地で撃破できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河 vs 富山グラウジーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:1月22日15時5分 第2戦:1月23日15時5分

 前節の滋賀レイクスターズ戦が中止となったシーホース三河と、秋田ノーザンハピネッツ戦を1勝1敗で乗りきった富山グラウジーズが激突。今節に関しては、試合勘やコンディション面の差がどう影響するかという点も勝敗を左右しかねない状況だ。

 “貯金”2で新年を迎えた三河は、前々節の京都ハンナリーズ戦は大熱戦の末に1勝1敗で終え、貯金を増やすことはできなかった。第1戦は残り0.3秒にダバンテ・ガードナーのシュートが決まって1点差の勝利。第2戦は第4クォーター終了と同時に同点に追いつかれると、延長では2点リードの残り5秒に逆転3ポイントシュートを浴びた。西田優大は2戦計45得点と活躍が光ったが、チーム全体としては3ポイントシュートの不調が響いた。

 富山は前節に試合を消化できた数少ないチームの一つだが、コーチ陣がベンチ入りできない緊急事態だった。しかし、急きょコーチ登録された山口祐希の采配で第1戦は99得点を積み上げて勝利。第2戦はジョシュア・スミスが欠場したこともあって敗れたが、難しい状況で1勝を挙げたのは御の字と言っていいだろう。

 三河は京都戦に加え、第13節の三遠ネオフェニックス戦も第2戦を落とすなど、同じ西地区の下位チームを相手に連勝できていない。富山は西地区8位ながら、開幕8連敗の後は勝率5割ペース。三河にとっては難しい相手になるだろう。第15節を欠場したカイル・コリンズワースの出場の可否がカギを握る。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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