2022.01.20

【秋田vs横浜】前回対戦は横浜が勝利…秋田はリベンジに向けインサイド陣の活躍が必要不可欠

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

秋田ノーザンハピネッツ vs 横浜ビー・コルセアーズ(@ナイスアリーナ)
第1戦:1月22日18時5分 第2戦:1月23日14時5分

 東地区5位の秋田ノーザンハピネッツは昨年12月から、連敗をせず11勝3敗で好調をキープする。前節の富山グラウジーズ戦も第1戦は91-99で敗れたが、第2戦を80-64で制した。ジョシュア・スミスの欠場があったものの、ディフェンスが機能してペイントエリアの失点を減らし、48本のリバウンドを奪取。コルトン・アイバーソンや、アレックス・デイビスのブロックショットも光った。

 横浜ビー・コルセアーズと対戦する今節も、アイバーソンとデイビスの活躍に期待したい。横浜とは第5節に対戦したが、63-70で敗戦。彼ら2人を欠き、ペイントエリアで42失点を喫しただけに、ゴール下の攻防がカギを握る。長谷川暢中山拓哉が前線から仕掛ける好守と連動して、2連勝を目指す。

 一方、同9位の横浜は、強みのインサイドを強調して、再び勝利を収められるか。特に前回の対戦時にいなかった河村勇輝や、キング開の若手に期待がかかる。ともに新年最初の大阪エヴェッサ戦では、20分以上の出場時間で存在感を見せた。特に河村とパトリック・アウダのコンビプレーは今シーズンも健在で、彼らを中心に得点を重ねたいところだ。

 ただ、気掛かりなのはチームとしてコンディションが戻っているかどうかだ。横浜は前節、新型コロナウイルス感染症の影響で試合が中止。チーム内にも感染者が出て、一時活動が休止に。試合勘が心配されるだけに、手堅くゲームに入りたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
河村勇輝 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
キング開
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

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