2022.01.25

【群馬vs茨城】今季昇格組による一戦、ホームの群馬はビッグマンの八村阿蓮に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

群馬クレインサンダーズ vs 茨城ロボッツ(@太田市運動公園市民体育館)
1月26日19時5分

 1月8日の島根スサノオマジック戦を最後に公式戦から遠ざかっている群馬クレインサンダーズ。今節はともに今シーズンB1昇格を果たした茨城ロボッツとの一戦だ。昨シーズンの「B2 PLAYOFFS 2020-21」では2勝1敗で群馬が茨城を破ってB2優勝を達成しており、今回の舞台は当時と同じ太田市運動公園市民体育館。群馬は約2週間半ぶりとなる実戦で、ホームのファンへ勝利を届けられるか。

 第16節に行われた島根戦では、65-106と大差をつけられて敗れた。今節に向けては攻防両面で修正が必要であり、新型コロナウイルスに苦しんだ中でも中断期間に過ごした時間の真価が問われる。

 12月18日に全治まで1カ月程度と発表されたジャスティン・キーナンの復帰が待たれる中、インサイド陣では八村阿蓮の存在も重要だ。前回の試合で今シーズン初出場を果たした期待のルーキーが、4連敗を喫しているチームの救世主になれるか期待したい。

 一方の茨城は前節、ホームで広島ドラゴンフライズに屈し5連敗。第1戦では試合終了残り2秒に勝ち越し弾を許して2点差で競り負け、翌日は60-90という30点差の大敗を喫した。それでも、キャプテンの平尾充庸が約1カ月ぶりに戦列復帰したことはチームにとってこの上ない好材料と言える。強気なリングアタックが特長の脇真大もBリーグデビューを果たしただけに、今節はガード陣の躍動に期待。アップテンポなバスケットを展開し、敵地での勝利を目指したい。

文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン ※インジュアリーリスト
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
カイル・バローン
ジャスティン・キーナン

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
脇真大 ※特別指定
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

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