2022.01.25

【A東京vs名古屋D】“防御”のA東京と“攻撃”の名古屋D、ともに古巣対戦の安藤周人と須田侑太郎に注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@アリーナ立川立飛)
1月26日19時5分

 前節、アルバルク東京はホームで大阪エヴェッサから2勝を奪い破竹の10連勝を達成。第1戦は90-77、第2戦では99-71と内容も伴い、同節では小島元基の復帰に加え、吉井裕鷹が10月10日以来の出場を果たしてプロ初のダンクシュートを叩き込むなどの収穫もあった。

 勢いを加速させたいA東京は、今節もアリーナ立川立飛での一戦。迎え撃つのは、西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズだ。現在21勝7敗のA東京に対し、名古屋Dも20勝8敗と順調に白星を積み上げており、過去のレギュラーシーズンの対戦成績では6勝4敗。A東京がわずかに上回っているが、好ゲームが期待できる一戦と言えるだろう。

 1試合のみの水曜ゲームとなる今節、注目選手として挙げられるのは安藤周人須田侑太郎。安藤は今シーズン開幕前に名古屋DからA東京へ、須田はA東京から名古屋Dへ活躍の場を移したシューターであり、ともに古巣との対戦となる2人のマッチアップにも注目が集まる。

 チーム全体としては、現在1試合平均73.0失点のディフェンス力を誇るA東京に対し、名古屋Dは平均90.3得点のオフェンス力が武器。どちらが持ち味を発揮できるかが勝敗を分ける最大のポイントであり、張本天傑を欠く名古屋Dとしてはパワーフォワードのコティ・クラークに期待したい。同選手は前節のレバンガ北海道との第2戦で今シーズン最多となる28得点をマークし、出場したほとんどの試合で2ケタ得点を記録しているだけにA東京相手にも存在感を示してほしい。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

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